6歳長男と1歳の男女双子を育てる、元でんき屋の夫とズボラ妻の共同ブログです。

部屋干しの臭いを抑える・早く乾かす方法|各家電の乾燥時間と電気代の比較

洗濯物ってどうやって乾かしていますか?

気が遠くなるほど忙しい、子育て中や共働きのご家庭なら、もうすでに完全部屋干しへの移行が完了・もしくは計画中なことと思います。

それだけ、部屋干しはメリットが大きいですよね。

\部屋干しのメリットをまとめた記事はコチラ/

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今回は、部屋干しをストレスなく行う方法とそれにかかるコストについてお話します。

  • 部屋干しの臭いに悩まされている方
  • 部屋干しの洗濯物を速く乾かしたい方
  • 子育て中・共働き家庭などのため、完全室内干しへの移行を検討している方
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部屋干しのデメリットといえば

  • 臭いが気になる
  • 乾きにくい
  • 干す場所によっては生活の邪魔になる

それぞれ、致命的なデメリットに思えます。

でも、工夫したり一手間加えたりすることで、解決可能なんです。

一つ一つ見て行きましょう。

部屋干し臭の原因は?

部屋干しすると、なぜ臭いがするの?
生乾きの洗濯物の臭いは、「モラクセラ菌」という細菌の一種が原因です。

このモラクセラ菌は、洗濯物が生乾きの状態だと、衣類に残った皮脂を餌に増殖し、「排泄」します。

部屋干しすると洗濯物が乾きにくく、生乾き状態が続くことで細菌が繁殖して排泄し、それが臭いの原因になる訳です。

洗濯物の臭いを抑える方法

部屋干しの嫌な臭いを抑えるにはどうしたらいいの?
  • 雑菌を増やさない
  • 雑菌を死滅させる

これが大前提となります。

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雑菌を増やさない方法

雑菌を増やさないようにするにはどうしたらいいの?
  • 洗濯物はため込まない
  • 風呂の残り湯を洗濯に使わない
  • 洗い上がった洗濯物を速く乾かす

洗濯物は、洗濯前の状態でも濡れていると雑菌が増えていきます。

その後、普通に洗濯しただけでは排除しきれなかった雑菌が衣類に残ったままになります。

また、風呂の残り湯には雑菌がたくさん存在しますので、洗濯に使用するのはおすすめしません。

一番難関と思われる、早く乾かす方法は、後述していきます。

雑菌を死滅させる方法

雑菌を死滅させるにはどうしたらいいの?
モラクセラ菌は、高温に弱いです。

ですので、洗濯前~洗濯後に熱を加えるのが臭いの元を断つ早道です。

【有効な方法】

  • 50~60度の温水に10~20分漬け置きする
  • 温水で洗濯する
  • 衣類乾燥機にかける

ヨーロッパなどでは水質の関係で、洗濯機は温水洗浄が主流です。

日本製の洗濯機も、最近では温水洗浄可能なものが増えてきました。

温水で洗浄するのは、「汚れを落ちやすくする」他に、「除菌効果をもたらす」という面もあったのです。

新しく洗濯機を購入する場合は、この温水洗浄機能にも注目していきたいですね。

今の洗濯機に温水洗浄の機能がない場合は、洗濯前に上記の条件で漬け置きすることで、雑菌を死滅させることができます。

ただ、温水による色落ちや型くずれが心配な衣類もあるし、洗濯前に毎回漬け置きするのは中々大変です。

乾燥機を回すことでも臭いの元を断つことができますが、乾燥機にかけられない洗濯物もあるし、乾燥機は容量が限られているので、部屋干しとの共存は避けられない道です。

※乾燥機の温度や乾燥時間によっては、雑菌が残る場合があります。

どうしても臭いが取れない、臭い戻りがあるという場合は、洗濯前に煮沸消毒したり酸素系漂白剤に漬けるという手もあります。

部屋干しは乾かない?速く乾かす方法

部屋干しで速く乾かす方法は?
  • 脱水を長めに設定して水気を絞っておく
  • 風通しのいい場所に干す
  • 洗濯物同士の間を開けるなど、干し方を工夫する

乾燥方法を家電に頼らず、部屋干しで自然乾燥するなら以上の方法になるかと思います。

ただ、これらをしっかり行ったところで、自然乾燥で5時間以内に乾かすのは夏場でも厳しいです。

ここはやはり、文明の利器(家電)に頼るのがいいです!

家電を使った乾燥方法

衣類を乾燥する家電にはどんなものがあるの?
  • 洗濯乾燥機
  • エアコン
  • 除湿機(衣類乾燥除湿機)
  • 浴室乾燥機

代表的な物は以上です。

それぞれ比較していきます。

各家電の電気代と乾燥時間の比較

㈳日本電機工業会(JEME)が発表している、こんな資料があります。

家電を使った洗濯物乾燥時間とコストの比較(PDFファイル)

6~7月に4.5㎏の洗濯物を乾燥させた時の、乾燥時間とコストを比較した試験結果です。

洗濯物の量は、1日につき1人1.5㎏と言われているので、3人分の洗濯物ですね。

4人家族が以上の場合は、洗濯物が増え、時間やコストは資料の数値より多くなるとお考え下さい。

※こちらの資料は少し古いので、最新家電の電気代省エネ性能の向上により全体的にもう少し安くなっています。

この試験の結果、乾燥時間が短め(2~4時間程度)でコスト(電気代)もお値ごろと判明した家電は以下の通りです。

  • ヒートポンプ式洗濯乾燥機
  • エアコン
  • エアコン+扇風機(もしくはサーキュレーター)
  • 除湿機(コンプレッサー式)

乾燥機について

洗濯乾燥機には、「ヒーター式」もありますが、ヒーター式洗濯乾燥機は電気代が3倍程度かかることが多いです。

その分パワーがあり、高温乾燥による除菌効果が高いです。

電気代は各メーカーで違いますが、乾燥時間と電気代は以下の通りです。

【6㎏の洗濯物を洗濯~乾燥まで行った場合】

 乾燥時間はそれぞれ2時間程度

  • ヒーター式が1回50~60円位
  • ヒートポンプ式が1回20円前後

JEME資料の数値と比べると、洗濯機の省エネ性能は10年で飛躍的に進歩しているのが分かりますね。

 乾燥能力はヒーター式の方が優れているが、コスト面ではヒートポンプ式の方が断然優れている。
 新たに乾燥機能付きの洗濯機を購入するとしたら、ヒートポンプ式がおすすめ。

ヒートポンプ式洗濯乾燥機のおすすめ機種

まずは、パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機です。

こちらの特徴は、洗濯物同士の汚れ・臭い移りを抑える「2度洗いモード」を搭載していること。

また、コートや帽子などの水洗いできない物や洗濯待機中の洗濯物の除菌・消臭・花粉ケアをする、「ナノイーX」を搭載しています。

温水洗浄やうれしい洗剤自動投入機能付きの洗濯乾燥機です。

シャープの洗濯機ドラム式は、プラズマクラスターで衣類も洗濯槽も除菌しながら乾燥できます。

「低騒音」設計で夜家事派におすすめの機種です。

こちらも温水洗浄・洗剤自動投入機能付きの洗濯乾燥機です。

エアコン(人がいない環境下)について

エアコンのある部屋に部屋干し可能なら、エアコンの風があたるところに洗濯物を干すのがおすすめです。

JEMEの資料では4.5㎏の洗濯物がエアコン単独で2時間46分で乾くと記載されていますが、これはエアコンの「ランドリー運転モード」を使用した結果です。

このモードを使用するコストについては消費電力の情報が殆どないのですが、JEME資料で2時間46分稼働で電気代が33.6円となっています。

エアコンの「ランドリー運転モード」や「衣類乾燥モード」と呼ばれる機能は、一般的に衣類を乾燥するための強力な除湿モードで、温度や湿度を自分で選べないことが多いです。

 人のいない部屋でエアコンで洗濯物を乾かすなら、衣類乾燥に特化した「ランドリー運転モード」や「衣類乾燥モード」がおすすめ。
 ただし、人がいる環境には向かない。

エアコン(人がいる環境下)について

では、除湿(ドライ)モードはどうでしょうか?

除湿モードには「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。

前提として、「除湿」は空気に蓄えられる水分量の特性を活かして、空気の温度を下げることで行われます。

弱冷房除湿

除湿するために温度を下げた空気を、そのまま部屋に返します。

「部屋の温度が下がる」「除湿機能が比較的低い」ことから、乾燥にかかる時間がある程度長くなります。※冷房よりも時間がかかると言われています。

再熱除湿

除湿後の空気を温め直してから吐き出します。

各メーカーのエアコンの上位機種についていることが多い機能です。

この再熱除湿は、「部屋の温度を下げない」「除湿機能が高い」のですが、電気代は弱冷房除湿の3倍以上かかります。

冷房と暖房

ただし、弱冷房除湿モードで真夏の暑さを、再熱除湿モードで真冬の寒さをしのぐには厳しいです。

冷房は空気を冷やすことで湿度を下げる仕組みなので、衣類乾燥用に十分使用できます。

また、冬は空気が乾燥しているので、暖房でも衣類は十分乾きます。

むしろ、濡れた洗濯物が一時的に加湿器効果を発揮してくれるというプラス面も。

乾燥時間

除湿モードや冷暖房を使用した場合の乾燥時間は、4.5㎏の洗濯物でおよそ3時間程度と言われています。

当然ながら、洗濯物の量が増えれば乾燥までの時間は伸びます。

電気代

東京電力の『エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方』(PDFファイル)より、設定温度24℃の場合の時の弱冷房除湿モードのコストは4.1円/h、再熱除湿モードは14.9円/h、冷房は11.0円/hです。

除湿モードは、設定温度24℃の場合なら、弱冷房除湿モードは4.1円/h×3時間=12.3円/回、再熱除湿モードは14.9円/h×3時間=44.7円/回となります。

冷房・暖房は、人がいる時間についでに衣類を乾燥させれば一石二鳥で、コストはほぼかからないと言えます。

また、冷房・暖房はその日の気温によって消費電力が大きく変わってくるので、一概に乾燥にかかるコストを算出するのは難しいです。

 人のいる部屋でエアコンを使用して洗濯物を乾燥するなら、真夏は「冷房」、真冬は「暖房」を使用する。
 それ以外の時期は温度変化のない「再熱除湿モード」でさっと乾かしてしまうのがおすすめ。


また、エアコンに扇風機やサーキュレーターを併用すると、乾燥時間を短縮でき、電気代も安くなるのでおすすめです。

サーキュレーターのおすすめ機種

十分な風の強さや音の静かさ、首振り角度から人のいる環境での部屋干しに適した機種を紹介しています。

アイリスオーヤマのサーキュレーター扇風機はパワフルで、上下左右の首振りを組み合わせた「3Dランダム送風」で強力に空気をかくはんします。

パナソニックのLED搭載サーキュレーター「創風機Q」は、羽根なしタイプで子育て中のご家庭におすすめです。

おしゃれな見た目に、部屋干しに必要なスペックをしっかりと兼ね備えています。

パナソニック FBP25T-R LED搭載サーキュレーター 「創風機・Q」 DCモーター採用・首振りスタンドセット

価格:35,800円
(2021/3/17 11:23時点)

衣類乾燥除湿機について

除湿機というと、あまり馴染みがない方も多いと思います。

見た目は空気清浄機と似ていますが、衣類乾燥除湿機は部屋干しの衣類を効率よく乾かすことができる家電です。

電源コードがあれば場所を選ばず設置でき、空気清浄機と同じ位の大きさなのであまり場所を取りません。

エアコンがない場所や洗濯機のすぐ近くに干し場を作る場合や、リビングなどの生活スペースに洗濯物を干したくない場合などに便利ですね。

狭い空間で使用した方が除湿効果が高いので、洗面所や浴室での使用が効果的です。

もちろん、廊下やホールのような開けた場所でもきちんと除湿してくれます。

また、機種によっては部屋干し臭や花粉・雑菌の繁殖を抑える機能があるものもあります。

除湿機は、以下の3種類の除湿システムのものが販売されています。

コンプレッサー方式

  • ヒーターを使用しないため、電気代が安い
  • 梅雨の時期や夏場に効果を発揮し、冬場は除湿能力が落ちる
  • コンプレッサー内蔵のため重い

デシカント方式

  • ヒーターを使用するので、電気代が高い
  • 部屋の温度が上がるので冬向き
  • 軽量でコンパクトな機種が多い

ハイブリッド方式

  • コンプレッサー方式とデシカント方式両方のメリットを併せ持つ
  • 季節によって除湿方式を切替できる
  • コンプレッサー内蔵のため重い
  • 電気代は両方式の中間位

上記の通り、コンプレッサー方式だと冬場は除湿能力が低く、デシカント方式だと電気代が跳ね上がります。

電気代と乾燥時間

6㎏の洗濯物を乾燥するのに必要な時間と電気代は下記の通りです。

  • コンプレッサー方式:約5円/h×5時間=25円
  • デシカント方式:約19円/h×5時間=95円
  • ハイブリッド方式:約8円×5時間=40円

※乾燥時の環境によって、乾燥時間は変わってきます。

 衣類乾燥除湿機で洗濯物を乾かすなら、夏はコンプレッサー式・冬はデシカント式に切り替わるハイブリッド式がおすすめ。

ハイブリッド式はコンプレッサー内蔵である程度重量があるので、移動しやすいようにキャスター付きのものがいいですね。

また、この除湿機も扇風機やサーキュレーターがあると、より時短&コストを抑えることができます。

衣類乾燥除湿機のおすすめ機種

各除湿システムを搭載した衣類乾燥除湿機のおすすめ機種を紹介します。

シャープの衣類乾燥除湿機はコンプレッサー方式の乾燥システムを持ち、プラズマクラスターで消臭効果を実感できます。

アイリスオーヤマのサーキュレーター付き衣類乾燥除湿機は、デシカント方式の乾燥システムとサーキュレーターの送風で、素早く洗濯物を乾燥させることができます。

過去にCMも放映されていた、人気機種です。

パナソニックの衣類乾燥除湿機は、ハイブリッド方式で一年中安定した衣類乾燥が可能です。

広い場所でもパワフルに除湿可能で、「ナノイーX」搭載で部屋干し臭も抑制します。

浴室乾燥機について

元々浴室乾燥機が付いているお宅もありますよね。

浴室乾燥機の電気代は、大体35円/h位です。

洗濯物は2~3時間で乾いてしまいます。

なので、乾くまでにかかる電気代は70~105円/回位です。

他の家電製品に比べて高めですよね。

浴室乾燥機はドライヤーと消費電力が変わらないので、ずっとドライヤーを付けっぱなしにしている位の電気代がかかってくるんです。

ちなみに、オール電化住宅で「はぴ eプラン」などに加入していて、電気代が安い時間帯に利用すれば、上記の3分の1程度に電気代が抑えられます。

そして、この2~3時間という乾燥時間は、浴室に水分がない状態から乾燥を始めた場合の時間です。

水分が残っていればそれだけ乾燥に時間がかかるので、余分に乾燥時間を設定するか、浴室内の水分を拭きとっておく必要があります。

浴室乾燥の使用は、手間もコストもかかる印象ですね。

浴室乾燥機は非常に電気代がかかるので、どうしても必要、という場合のみ使用するのがおすすめ。

まとめ

  • 部屋干し臭を抑える方法は、「雑菌を増やさない」「高温下で雑菌を死滅させる」こと
  • 洗濯物を速く乾かす方法は、工夫して自然乾燥するよりも、「家電を使用」すること
  • 各家電の乾燥時間やコストを比べると、乾燥機・エアコン・除湿機が優秀なこと
  • エアコンや除湿機の補助として、扇風機やサーキュレーターと併用するのが効果的なこと

以上のことをお話ししました。

比較内容のまとめはこちらです。

このページに訪れる方の中には、赤ちゃんや小さい子の育児中だったり、共働きのご家庭だったりするなど、それぞれ忙しい環境でお過ごしの方が多いと思います。

  • 自分の暮らし方に合った乾燥用の家電製品を見つける
  • 家電をうまく使って、洗濯物の乾燥をストレスなく行う
  • 電気代と折り合いをつける

このような形で、家事を時短かつ効率よくこなし、少しでも自分や家族のための時間を確保していきたいですね。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

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