こんにちは!長男+男女双子(次男・長女)の3兄弟の母、makeです。
うちの男女双子(ミックスツインズ)、お腹の中にいる時から体重差があり、現在でもその差は縮まるどころか絶賛拡大中!
そう、今回は体格差のある双子育児の体験談をお送りします。
この記事はこんな方にオススメです。
- 多胎妊娠中で、お腹の子達の体重差に悩んでいる方
- 多胎育児中で、子供達の体重差に悩んでいる同志の皆様
- 双子育児の体験談に興味のある方
双子妊娠中の話

私が妊婦健診~出産までお世話になった大学病院では、双胎妊婦のお腹にいる子達を、「1子(いちこ)ちゃん」「2子(にこ)ちゃん」と呼びます。
三つ子ちゃんなら、この後「3子(さんこ)ちゃん」と続くと思われます。
1子ちゃんか2子ちゃんの判定は、担当の産科医の先生のお話から察するに、適当に決めている訳ではなく、お腹の中の位置から「先に産まれる方」を1子ちゃんとしているようです。
双子の場合、先に産まれた方と後に産まれた方のどちらを兄姉とするのか今でも正しく知っている人が少ないような気がします。
昔から、お腹の奥にいる方が先にお腹に入ったのだから、後から産まれる方が兄姉だとする慣習が多かったようです。
この考え方には地域差があり、「先に産まれた方」「体格の大きい方」を兄姉とする説も存在しました。
これを統一するため、明治7年には先に産まれた方を兄姉とする法令が制定されましたが、中々世間に浸透しなかったようで、明治25年生まれの有名な双子姉妹の「きんさん・ぎんさん」も、後に産まれたきんさんを姉としたそうです。
ちなみに、戦後生まれの親戚も、後に産まれた方が兄姉と思っていたらしく、
昔からの慣習というものの根強さを垣間見た気分でした。
閑話休題。
お腹の中の子は動き回るため、位置が変わることはあると思うのですが、うちの双子の場合は二卵性で胎盤が2つあったので、胎盤の位置が子宮口に近い方が1子ちゃん(次男)でした。
私の双胎妊娠中、エコーで測ってもらった体重はいつも、
1子ちゃん > 2子ちゃん でした。
最初は大した差があった訳ではありません。
体重差が気になり始めたのはいつからかというと、安定期頃からだったと思います。
比べてはいけないといいつつも、お腹の子の体重差はやはり気になります。
すでに出生している子と違って姿が見えない分、元気にしているのかどうかが胎動だけでは分かりにくかったからです。
2人の体重差を改善しようと、原因や解決策を睡眠時間を削って(←)ネット検索し、寝る時は2子ちゃんのいる方を上に向けて圧迫されないようにしたりしました。
産科医の先生にも相談したりもしたのですが、
あまり気にしないでいいです
「お腹の赤ちゃんの体重差を縮めるために、母体ができることは何もない」と、はっきり言い切ってもらえたので気持ちが楽になりました。
体重差は中々縮まらずに、36週頃には、妹の体重の増えが非常に緩やかに。
37週0日の予定帝王切開で産まれてきた時の体重は、兄が2500gで妹は1900gでした。
妹は低体重(低出生体重)で産まれてすぐにGCUに入院したため、産後退院してから1か月程、新生児の兄の育児をしながらGCUに通っていました。
その時の体験談の記事はコチラ↓
こんにちは!長男+男女双子(次男・長女)の3兄弟育児中のmakeです。 双子妊娠中、原則安静の生活の中で、よく双子ママさんの妊娠・育児ブログを読んでいました。 先行き不安なことも多い中、同じような環境の方の体験談を読んで安心し[…]
出生後~1か月健診

我が家の双子は出生時から体重差が600gあったものの、身長は1.3cm差とそこまでの差はないように思えました。
2子ちゃん=妹の方が痩せているだけだと。
一方、母と一緒に退院した1子ちゃん=兄を、母乳⇒ミルクの順番で授乳する混合授乳で育てていました。
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兄は退院後、どんどんミルクの飲みが悪くなっているのが悩みでした。
ただ、その割には元気だなぁと思っていた1か月健診の時、退院後の1日の体重増加が30gあれば上等なところ、双子兄は1日60g増えていることが分かりました。
思ったよりも母乳を飲めていたようです。
母乳量を過小評価していた原因は、兄への授乳は左右15分ずつ位で切り上げ、その後に毎回GCUの妹へ届けるために搾乳を行っていたからでした。
そういえば双子兄、出生体重は妹より重いとは言え、2500gは一般的に見ても軽いはず。
なのに、1か月健診の時に同月齢の赤ちゃん達と見比べてみても、小さく感じなかったのです。
その後、兄はどんどん大きくなっていきます。
発育曲線とカウプ指数

妹は低体重(身長は成長曲線の下の方)で産まれたものの、生後2か月頃には体重も発育曲線内に。
1歳半を過ぎた現在では身長・体重共に発育曲線のド真ん中位まで大きくなってくれています。
兄はといえば、産まれた時は発育曲線の真ん中より少し下あたり。
今や身長も体重も発育曲線の上限ギリギリ。
きみはどこまで大きくなるんだい?
兄はやや偏食傾向にあるものの、食欲無限大。
母はうれしくもあり、心配でもあり。
乳幼児の肥満度を測定するカウプ指数は、2人とも同じ位で16オーバー位と正常範囲内なので、兄がぽちゃっとして見えるのは、骨太だからだと信じています!
双子の体格差の変遷

出生後~1歳半健診時の身長・体重差をまとめてみました↓
測定時期 | 体重差 | 身長差 |
---|---|---|
出生時 | 600g | 1.3cm |
1か月 | 1300g | 3.8cm |
2か月 | 1600g | 3.6cm |
3か月 | 1630g | 4.0cm |
4か月 | 1270g | 4.0cm |
7か月 | 1430g | 5.2cm |
10ヶ月 | 1650g | 5.9cm |
1歳6か月 | 1700g | 7.0cm |
こうして表にしてみると、男女差があれど、結構な差ですね。
体格差があってよかったこと

- 兄だけでもGCUに入らず、新生児の時に傍にいられたこと
- 兄が体格がいい分、首すわりが早かったこと
双子育児において、首すわりが早いことは案外助かりました。
まず、首がすわるとおんぶができるようになるので、双子を連れて歩く時の機動力が格段にアップします。
また、授乳クッションで同時授乳する場合に、体を起こしてあげて持ち上げる態勢にするのが楽になりました。
体格差があって困ったこと
- 1人なら気にならないのに、比較対象がいることでとにかく心配になる(大きい方も小さい方も)
- 処方薬の用量が違うので、管理が大変
- おんぶと抱っこを交代すると、比重が変わるので非常に腰にくる
- 「双子に見えない」と言われてしまう
- あまつさえ、年子に間違われる
- オムツなどの身に着けるもののサイズが違う
1歳代前半位までおんぶと抱っこをよくしていましたが、双子兄(重い方)はおんぶ、妹(軽い方)は抱っこが多かったです。
また、スーパーなどで一人をおんぶして一人を店内用のベビーカートに乗せる時は兄がカート、妹がおんぶです。
そうしないと母の腰と肩と膝が持ちませんでした。
元々、双子ベビーカーでお散歩していても、
双子?でも大きさが違うね
という声はよく聞こえてきたのですが、最近は年子に間違われることもあります。
1歳と2歳ですか?
確かに、双子兄はがっしり体形なので、公園で見かける、自分で滑り台に登ってママと会話できてきている2歳の子達より、体だけは大きく見えます。
服はもちろん、オムツや靴のサイズも違うので、双子間でお下がりをしているような状態です。
特にオムツが2サイズあると、管理が中々大変でどちらがどちらかパッと見分からない場合もあり、メーカーを違うもので揃えるなど工夫する必要がありました。
最後に

そんな体格差のある双子ですので、以前は喧嘩になると、腕力の差で双子兄が勝ってしまうことが多かったのですが、妹は中々気が強く、最近では兄を泣かせてしまうこともしばしば。
それもこれもこの子達の個性。
しっかりと見守り育てていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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