出産を控えたママやパパは、産まれてくる赤ちゃんのために準備をしていることと思います。
赤ちゃんのミルクの作り方はイメージできていますか?
お湯を沸かす手段をひとつとっても、お鍋やケトル、電気ポットと選択肢はたくさんあります。
もし、これから出産を控えていて、まだ、赤ちゃんのミルク作りの事をイメージできていないなら、赤ちゃんのミルク作りには電気ポットが必需品です。
赤ちゃんのミルク作りのために、電気ポットを用意してください。
なぜなら、哺乳瓶を消毒したり、お湯を沸かしたりいろいろすることが多いと、パパは嫌になるからです。
始めはパパもミルク作りに参加していますが、手順が多いので続かなくなります。双子だと特にツライです。
電気ポットがあれば、赤ちゃんのミルク作りがとても楽になり、パパがミルクを作りやすいです。
この記事では、赤ちゃんのミルク作りに注意する点と電気ポットが必要な理由を、新人パパから長男と双子(次男、長女)にミルクを作り、妻に認められるみるくメイカーになったmystar(まいすたー)が経験や失敗を踏まえて解説します。
これから出産を控えて、期待と不安があるママを、パパがサポートできるヒントになれば嬉しいです。
赤ちゃんのミルク作りに注意する点

哺乳瓶の除菌をする
何よりも手洗いが重要です。
赤ちゃんの口に入るものを触る時は、常に清潔にすることが重要です。

また、哺乳瓶の除菌を必ずしてください。専用の洗剤やブラシで哺乳瓶を洗いますが、除菌をするのにおすすめは「電子レンジ除菌」です。
時間を短縮しなくてもいい方は、薬剤で1時間くらいつけて消毒するものもあります。
しかし、電子レンジ除菌は電子レンジに専用のケースを入れて数分間、チンするだけで除菌できるので便利です。
我が家で使っていたのは、哺乳瓶を2本同時に除菌できる小さなものでした。
「コンビ 除菌じょ~ず」なら哺乳瓶が3本同時に除菌できるので、一度にたくさん除菌できるので双子が産まれても安心です。
また、離乳食が始まっても離乳食用の器も電子レンジ対応を選んでおけば、長く使うことができるのでおすすめです。
浄水された水を使う

日本の水質基準では、水道水でも沸騰させてから70℃にすればミルク用に使用できます。
粉ミルク(育児用ミルク)は日本の水道水で溶かすことを考えてミネラル分を調整してあります。
日本乳業協会HP
ミネラルウォーター(軟水)を使用することも検討しましたが、毎回ミネラルウォーターは高いです。
我が家では水道水を浄水器でキレイにしてから使用していました。
長男が産まれた当時住んでいた家は築30年以上でしたので、水道管も古いままでどこからか水漏れもしていました。
さすがに抵抗があり、蛇口につけるタイプの浄水器をつけていました。
3ヶ月に一度カートリッジの交換は必要でしたが、ミネラルウォーター代と空いたペットボトルを捨てる手間も考えると浄水器がおすすめです。
双子育児だと倍のミネラルウォーター代と空ペットボトルがでます。
お家の蛇口によっては取り付けできない蛇口もあるので、取り付けできるか蛇口の形を確認してから購入してください。
お湯は70℃以上で粉ミルクを溶かす

70℃より低い温度では、粉ミルクの中や哺乳瓶に菌がついていても殺菌できません。
WHOのガイドラインをうけて、2007年厚生労働省が70℃以上のお湯で調乳することをすすめるようになりました。身の回りにいる細菌が万が一ミルクに入ったときや、調乳器具に付着していたときのことを想定し、その菌を殺菌するために高温調乳をすすめています。
森永乳業株式会社HP
水を沸騰させるのに、長男が産まれた当時はすぐにお湯が沸くティファールを使用していました。
100℃のまま粉ミルクを溶かすと栄養素が少なくなるそうですが、赤ちゃんに必要な量は十分にあるそうです。
栄養素については、熱に弱いビタミンやラクトフェリンなど影響を受けるものはありますが、必要量は十分配慮していますので高温調乳により栄養成分が不足する心配はありません
森永乳業株式会社HP
しかし、沸騰したてのお湯では、赤ちゃんが飲める温度まで冷ますのに時間がかかります。
ましてや、冬の双子育児で哺乳瓶を2本、流水で冷ますのは過酷なことです。
そこで、ミルク作りにおすすめなのが「電気ポット」です。
常にお湯が70℃キープできているので、哺乳瓶に粉ミルクを入れて注ぐだけですぐに作れます。
また、赤ちゃんがギャン泣きしていても、沸騰したてのお湯より冷める時間が早いので、焦る時間も短くて済みます。
夜中でもお湯を沸かす手間がいらないので、ママの貴重な睡眠時間を少しだけ確保できます。
ミルク作りに最適な「蒸気レスVE電気まほうびん」
電気ポットで一番おすすめなのはタイガーの「蒸気レスVE電気まほうびん」です。
実際に使用した経験を元に解説します。
蒸気がでないので、どこにでも置ける
蒸気レスVE電気まほうびんは名前の通り、お湯を沸かすときに蒸気がでない仕組みになっています。
置き場所に困らないので、我が家ではリビングに置いています。
お湯を沸かしている間も蒸気が出ないため、お子様が蒸気口を触ってやけどをする心配もありません。
5段階の保温と選べる給湯
蒸気レスVE電気まほうびんには、5段階の保温(98・90・80・70・まほうびん)ができます。
ミルク作りに最適な70℃の温度を常にキープして保温できます。
また、勢いを抑えて給湯できる「ゆっくり給湯」がついます。
哺乳瓶にお湯を注ぐ際も、跳ねてこぼれる心配はありません。
バックライト水量計
蒸気レスVE電気まほうびんにはバックライトがついているので、夜中や暗いところでも水の残量が分かります。
昼夜を問わないミルクタイムでも残量がわかりやすいので、急にお湯が足りなくてアタフタすることもありません。
デメリット

沸騰したお湯が70℃になるのに3Lで約8時間50分かかります。沸騰したてですぐにミルクを作るときは、注意が必要です。
赤ちゃんの月齢にもよりますが、ミルクを作るのに1回あたり約200mlのお湯が必要です。
また、双子の場合は単純計算でもミルクを作るのに倍のお湯を使用します。
そのため、蒸気レスVE電気まほうびんは容量の大きい3Lがおすすめです。
お値段も2.2Lと3Lとでは約1,000円の違いなので、3Lを購入してください。
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まとめ

電気ポットはパパがミルクを作る必需品である理由を、赤ちゃんのミルク作りの注意点を踏まえて解説しました。
- 哺乳瓶の除菌をする
- 浄水された水を使う
- お湯は70℃以上で粉ミルクを溶かす
注意点をご確認していただき、「電気ポット」で赤ちゃんのミルクを作ってください。
ママは家電とパパが育児しやすい工夫で、いっぱい楽をしてください。
特に双子育児のご家庭は家電を活用することで、豊かな暮らしになります。
以上、最後までお読み頂きありがとうございます。お役に立てればうれしいです。