こんにちは!育児・仕事・家事と並行して入園・入学準備を行うのは、本当に大変ですよね!
我が家でも、長男の入学と下の双子の入園が重なり、3人分の入園・入学準備に追われている毎日です。
今回は、そんな忙しいご家庭のために、なるべく簡単な工程で作ることができるレッスンバッグの作り方をご説明します。
- 園(学校)レッスンバッグの指定サイズが標準サイズと違うので、どの位の大きさの布が必要か分からない。
- 大きめ(小さめ)のレッスンバッグを作りたい。
- レッスンバッグの色々な作り方を見て、その中から作り方を選びたい。
- 切替ありのレッスンバッグの作り方が知りたい。
- レッスンバッグに裏地をつける方法が知りたい。
レッスンバッグの概要

通園・通学に使用する手提げかばんのことです。
レッスンバッグという呼び方の他に、おけいこバッグ、手提げ袋、絵本袋、図書袋、通園バッグ、サブバッグ、補助バッグと呼ばれることがあります。
どんな生地を使うの?
生地は、キルティングやオックス生地で作られる場合が多いです。
ブロードやスケアなどの薄い生地も、接着芯を貼って裏地をつければ使うことができます。
毎年、キャラクター生地が人気ですが、今年特に人気なのは「鬼滅の刃」の生地です。
どんな作り方があるの?
レッスンバッグには、裏地をつける・つけない、表地を途中で切り替える・切り替えない、マチを作る・作らないなど様々な作り方があります。
それぞれの作り方について、後の項目で詳しくご紹介します。
※作り方の写真を参考に載せていますが、実際のサイズではなく、小さい布で作った物です。
裁縫歴の浅い素人の縫製ですので、縫い目が歪んでいたり、見にくい部分もあるかと思いますが、ご理解の上読み進めていただけますと幸いです。
実際に作る場合は、手縫いでも縫えますが、ミシン推奨となります。
入園・入学グッズを作るのに、ミシンがあると便利で時短になります。
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レッスンバッグのサイズは?作りたい大きさを決める

レッスンバッグは一般的には縦30×横40cmで、既製品はこのサイズで作られていることが多いです。
ただ、園や学校指定サイズがこのサイズと違う場合があります。
例えば、乳児クラスは布団カバーを毎週持ち帰るので、40cm×50cmなどの大きめのものを指定されます。
また、プリントを配布されるので「A4ファイルが縦で入るサイズ」や「B4のお絵描き帳が入るサイズ」のバッグにしたい場合もあると思います。
指定があれば指定サイズを、好きなサイズで作りたい場合はオリジナルサイズをあらかじめ決めておきます。
マチはどれくらい必要?
レッスンバッグの底にマチをつけると以下のメリットがあります。
- 底が安定して倒れにくい
- バッグの容量が増えるので荷物がたくさん入る
園や学校では、レッスンバッグを床に置く機会が意外と多いので、安定させるのは重要なポイントです。
安定させたいという目的だけなら、マチは3~4cmで問題ないです。
また、小学校ではお道具箱など、かさばるものを手提げ袋で持ち帰る必要があります。
荷物の多い乳児用や小学生用のレッスンバッグは、5~7cm程マチを作った方が安心です。
持ち手の長さの決め方
「保育園の乳児クラス」と「幼児クラス以上」は、レッスンバッグを持ち運ぶ主体が大人(親)と子供(園児)で違うため、持ち手の長さを変える必要があります。
子供のサイズに合わせた持ち手サイズで作ると、大人が持ち手を肩にかけて運ぶことができなくなります。
0~2歳児の乳児クラスはまだまだ抱っこしてほしい時期ですよね。
子供を抱っこするには両手を開けておきたいので、トートバッグのように肩にかけることができる持ち手の長さが必要になる訳です。
- 園児・小学校低学年用:35~40cm位
- 乳児クラス用(大人の女性・冬服着用):56cm位
- 乳児クラス用(大人の男性・冬服着用):60cm位
上記は目安です。
園児・小学生用は、持ち手を持って肘を下に伸ばした時に、カバンの底が地面に触れない位の長さにする必要があります。
一度仮縫いの段階で、使用する本人に持たせてみるのが、適当なサイズを確認する確実な方法です。
必要なカバンテープや持ち手用の生地のサイズ
持ち手の長さを決めたら、下の計算式の通りにカバンテープを裁断します。
- カバンテープ:2.5cm幅×(持ち手部分の長さ+6cm)
カバンテープを使用しない場合は、共布(カバン本体と同じ生地)や別布(本体と違う柄の生地)を折り畳んで持ち手にします。
- 共布・別布(オックス生地の場合):縦7cm×横(持ち手部分の長さ+6cm)
- 共布・別布(薄い生地の場合):縦10cm×横(持ち手部分の長さ+6cm)
共布・別布で持ち手を作る方法
オックス生地の場合、裁断した生地の長辺の両端を1cmずつ折ってアイロンで押さえます。

画像のような、アイロンをかけられる定規があれば便利です。
※ブロードやスケアなどの薄い生地の場合は、先に半分に折って、その折り目に向かって上下に折ることで持ち手の生地を厚くします。
ただ、それだけではやはり強度不足やシワになりやすいことが考えられるので、接着芯を貼るか、別の素材に変更することをおすすめします。
両端を折ったら、更に半分に折ります。

写真のクリップは、手芸用の仮止めクリップです。
布の端同士を挟むのに便利です。
4枚に重ねた長辺の布端から0.2cm位のところにミシンをかけます。

左右の布端はバッグ本体に隠れるので端処理はしなくて大丈夫です。
レッスンバッグの作り方と必要な生地サイズの計算式

様々な作り方に対応した、生地の必要なサイズ(用尺)の計算方法と作り方をご紹介します。
計算式を把握しておけば、ピアニカバッグのような変則的な形の袋も作ることができます。
バッグ本体の生地の切替の有無や裏地の有無を選択し、下記をクリックしてください。
クリックすると、生地の計算式と作り方のページに飛びます。
- 切替なし・裏地なしのレッスンバッグの作り方と計算式(2ページ目)
- 切替なし・裏地ありのレッスンバッグの作り方と計算式(3ページ目)
- 切替あり・裏地ありのレッスンバッグの作り方と計算式(4ページ目)※ポケットの付け方はコチラ
キルティング生地や帆布1枚のみで作る場合は①を選択します。
オックスやブロードなどの1枚布で作る場合や内ポケットを付ける場合は、裏地を付ける必要があるので、②か③を選択します。
切替ありとは、こういうタイプのバッグを指します↓

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